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目は口ほどに・・・ლ(ಠ_ಠ ლ)
2014 / 04 / 22 ( Tue )
実は・・桜が咲いている時よりも、散って、道がピンク色になる時が一番好きな石井です


爪の話が多いこの頃なので、時には目の事も考えてるよっ!ってことで、今日は目の話です。
(爪の話の最新があるので、それはまた改めて・・)

さて、この画像を見てください。
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たぬきさん、お猿さん、猫さん、虎さん、・・・
人間とのかかわりが深い動物からそうでない動物も。

この画像の動物の目をじーーーーーーーっと見てください。

白目、ありますか???

無いんです!!

ではこちらのオオカミさんはどうでしょう?
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横を見たときわずかに白目が見えますが、正面からは絶対に見えませんね。

では、みなさん、ご自分のお顔を鏡で見てください。

白目が見えますか??

見えますね

では、わんこたちはどうでしょうか?
わんこを飼っている方はパートナーの目をじーーーっと見てください。

または、下の画像を見てください。
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とっても愛らしい画像です。
見ていてホンワカしちゃいます


良く見ると・・・白目が見えているのが分かりますか??

一番最初にお見せした野生の動物たちと、見比べてください。

実は、この白目が見えることは、すごく大きな意味があるのです。

題名にもあるように、「目は口ほどにものを言う」ということわざがあるように、人間の目はものすごく感情が表れてしまいます。
それは、白目があるからです。
白目があると、黒目がどこを向いているのかすぐにわかりますね。
また、目を見開いたり、逆に細めたりすることでも、白目と黒目の大きさが変わるので、
そこに感情が表れてしまいます。

人は進化の上で、目でコミュニケーションをとることを獲得しました。
集団生活をするうえでは必要不可欠な要素です。

では、なぜ野生動物の多くは白目が無いのでしょうか?
これも、コミュニケーションをとることと大きくかかわっています。

野生動物は敵と遭遇したとき、自分の感情が相手に分かってしまってはいけないのです。
もし、怖がっていることが相手に知れたらどうでしょう・・・
ヤバイです
どこへ逃げるか考えていて、逃げる方向を見たときに、それが敵に知れたらどうでしょう・・・
かなりヤバイです

このように、視線一つが命取りになってしまいます。
ですので、白目の部分はまぶたから出ないようになっていたり、
白ではなく、茶や黒っぽい色になっています。


ではここで犬に話を戻します。
犬はどうでしょうか?

犬は人が改良してきた特殊な進化の仕方をしてきました。

犬を改良する目的は、人の仕事を手伝う目的や、愛玩動物として、人と仲良く暮らせるように改良されてきました。
(闘犬は少し違いますが。)

その中で、人は犬に目でコミュニケーションをとる事を要求したのです。
そのおかげで、犬と人は見つめ合うことで相手の気持ちを読み取り理解しようとしてきたと推測されます。


もう一度、ご自身のわんこの目を見てください。

今、どんな事を考えていますか?何を言いたげですか?

目を見るだけで気持ちを寄せ合える・・
なんて素敵な事でしょう・・・


ぜひ、愛犬と目を見て話をしてください





ここで注意
犬の目を真正面から見ることは、犬にとって攻撃を意味します。
犬語で愛を伝えるときは、目を細めてください。
じーーーーっと見つめるのではなく、時々視線を横にそらしてください。
そらすことは、「私はあなたに敵意はありません。安心してね」という意味があります。

カーミングシグナルを知って、わんこのと会話を楽しみましょうね



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21 : 56 : 29 | ◆カーミングシグナル | コメント(0) | page top
犬にラブを伝える
2012 / 09 / 19 ( Wed )
私はよくかいちゃんとケンカをすることがあります。
ケンカと言っても、殴り合いなどのようなものではなく、
かいがダダをこねたり、私の指示を無視したり、嫌だ!という意思を表すために、ベッドの下から出てこなかったりするので、そんな時がケンカです。
こうなったらお互い無視の仕合です。
ほとんどはかいがごめん・・・と私のそばへ近寄って伏せをしたりするので、その時は仲直りをします。

ときおりそんなケンカもするのですが、普段はラブラブな私たちです。

しかし、犬へラブを伝えるのはすごく難しいと思っていました。
犬と人間とではラブの表現方法が少し違うからです。

人間は手を使うのが一般的。
一番の愛情表現は両手で相手を抱きしめることですよね

しかし、犬に抱きしめる行為をすると、時に誤解を生みます。
犬が他の犬に覆いかぶさるようにするときは、自分が強いということを相手に知らしめる時です。
もし、犬が臆病な性格だとしたら・・・
急に人が覆いかぶさってきたら・・・それは恐怖でしかないのです・・・

では、犬はどのようなことで愛情を表現するのでしょうか?

犬はコミュニケーションをとるときに、よく口を使います。
口を使ったラブの表現方法として一般的なのは、相手の顔にほほを近づけて、ほほや耳の周りをなめる行為です。
仲良しのわんちゃん同士でしかしませんし、母犬が仔犬にする行為でもあります。

でもちょっとまって!
私は犬のほっぺをなめれません!!
と聞こえてきそうです。

そうですね。
私もなめれません。

そんな時は、
息をゆっくり吐きながら、お互いにほっぺをすりすりし合うか、
手の甲を使ってほほや耳の周辺を優しくなでなでしてあげてください。

手の甲を使うのは、あなたに敵意はありません。ということを伝えています。
徐々に慣れてきたら手のひらでなでなでしてあげてください。

耳周辺にはツボが多く存在するところでもあります。
マッサージされると気持ち良すぎて、もっともっと~とスリスリしてきてくれますよ


皆さんも、わんこともっともっとラブラブしてください
16 : 18 : 56 | ◆カーミングシグナル | コメント(0) | page top
白目があるという共通点☆
2012 / 08 / 01 ( Wed )
先日わんこと目を合わせるコミュニケーションのお話をしました。
これには続きがあり、わんこと人間が遠い昔に仲良くなり、今現在まで、こうして近い関係でいられるのも、この目でコミュニケーションが取れるからだそうです。


人間の脳は、目で見た情報を視覚野というところで情報を処理するようです。
しかし、顔の表情を見たときは、視覚野以外の扁桃体(へんとうたい)というところが反応するそうです。
それほどに、人は表情を読み取るということに、とても敏感に感じ取るようです。

表情で、一番重要なのは目の動きです。
対面した相手が、今どこを見ているのか、何を思っているのか、無意識のうちに読み取るそうです。
「目は口ほどにものをいう」ということわざがあるくらいですものね。

さて、犬の目を見てみてください。
犬の目にはわずかですが、白目が見えますね。
このことがとても重要なのです。
どこを見ているのかわかるのは、この白目があるからなんです。

でもこの白目があるって当たり前じゃ~・・・?

野生の世界では、あまりそうでもないようです。
人間に近いチンパンジーや、タヌキなどの目は白目の部分が茶色で、対面した相手に、自分がどこを見ているかわかられないようにしているそうです。
目線で敵にこちら側の意志を読み取られないようにしているそうです。

目線ってすごいんですね!


白目があるという共通点で、仲良くなれたわんこと人間
なんかキュンとしちゃいますね

今日もかいの目を見てかいにラブを伝えなきゃですね
20 : 23 : 13 | ◆カーミングシグナル | コメント(0) | page top
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