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犬の爪の話 2 ♪
2013 / 08 / 24 ( Sat )
前回わんちゃんの爪の構造の話をしました。
http://leafdogday.blog26.fc2.com/blog-entry-704.html
今日は切り方についてのお話です。

私たちがわんちゃんの爪を切るときに注意していることは
◎出血させない
◎保定の仕方
◎わんちゃんの気持ち

この3つです。

◎出血させないように切るには、構造をよく知ることです。
先日も書いたように爪の内部の構造を知ることで、どこまで切るべきか、わかります。

◎保定とは、わんちゃんの体に負担無く爪を切るためにわんちゃんの体を支えたり抑えたりするやり方です。
ほとんどの場合、トリミングテーブルの上でわんちゃんが4本脚で立っているときに足を後ろへ持っていきカットします。
しかし、わんちゃんによっては後ろへ足を上げるのを嫌がるこもいるので、その時は前側でカットします。
また、座っていたり伏せをしている状態でもカットすることがあります。

注意すべきは、わんちゃんの脚は前後へは動かせますが、左右へ開くことができないということです。
無理な体制でカットすると、筋を痛めたりするので注意が必要です。

そして、カットするときは切りたい爪が生えている指をしっかりとおさえることも大切です。
(※でも、握らず、強く圧迫せずです!支えるくらい。爪が動かない程度にですよ\(^o^)/)
理由は爪の構造からわかります。
わんちゃんの爪は指の骨に巻きついた構造をしています。
ということは、爪をカットしたときにカットした振動が骨に伝わりやすい。ということです。
もし関節に何らかの問題を抱えているわんちゃんの場合、爪をカットしたときの振動がダイレクトに伝わり、痛みや不快感につながります。
爪自体カットするときは痛みはありません。(爪の外側の組織、壁をカットする場合)
しかし、振動やカットしたときの音に驚いてしまう場合があるので注意が必要です。

◎最後に、わんちゃんの気持ちです。
爪を切ることは別に平気だよ!というわんちゃんもいれば、絶対いや!怖いし、痛いかもしれないし、敏感な指先を触られたくない!というわんちゃんだっています。

どんなことが嫌で、どんな事ならOKなのか、わんちゃんの様子を観察しながら行います。

声を出したり、足をひっこめたりして、いやいやを表現する子はできるだけ落ち着けるようにします。
抱っこしてカットしたり、床に降ろしてみたり、時には他のスタッフに気をそらしてもらったり、体をなでてもらったりします。

また、声や大きな態度で表現しなくとも、わずかな仕草でいやいやを表現する場合もあります。
カーミングシグナルです。
わんちゃんだすストレスサインのカーミングシグナルが出たときは、無理に作業を続けず、声をかけたり、カットする方法を変更します。

一番大切なのは、爪をカットし終わった時に「なんだ、大丈夫だった!」「痛くなかったよ」「爪切りは平気!」と思ってもらうことです。
最後の印象がとても大切になるので、途中いやいやだったわんちゃんも、最後だけは必ず平気だ!と思ってもらえるようにします。

★追加でもう一つ。
道具にも一工夫。
爪切はできるだけ切れ味の良いものを選択します。
カットするときは壁部分を削ぐようにしてカットします。
どうしても爪切り(主にギロチン式)に爪を入れて輪切りにしてしまいがちです。
しかし、そうすることで振動は大きく伝わりやすくなりますし、切れない爪切りは爪をつぶしながらカットするので、爪の中心部の神経が通っている部分に近づけば近づくほど、爪が圧迫された不快感が出てしまいます。
できるだけ切れる爪切りで、壁の部分を削ぐように。
これがポイントです


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