FC2ブログ
爪切り…今回は道具について
2014 / 04 / 17 ( Thu )
わんちゃんの爪にとっても興味があり、以前にも爪の構造などについて三回ほどブログに書きました。


今回は爪を切るときの道具についてです。

爪を切るときは爪切りを使いますが、犬用爪切りには大きく分けてギロチンタイプとニッパータイプがあります。
これがギロチンタイプ
20140417102431ee1.png

これがニッパータイプです。
20140417102920f6c.png


通常一番多く使うのはギロチンタイプです。
ギロチンタイプは刃のついている穴に爪を入れて爪をカットします。
場合によっては逆さまにしてカットする場合もあります。
2014041710254156e.png


カットするときのポイントは、静刃に爪を当てて、動刃で少しずつ削るようにカットし、刃の開閉は極力小さくします。
20140417102553370.png

よほど長く伸びた爪以外は爪切りの刃の間(穴に)爪を深く入れて輪切りにはしません。

爪切りの開閉を小さくすることは、バネの伸びも小さくなるので、バネに負担がかかりません。

実際、多くのトリマーさんがバネがすぐにダメになるという悩みを抱えています。リーフドッグではこの切り方に変えてからバネの劣化がなく、爪切りが長持ちしています。

ギロチンタイプにはこのように刃の形状が少し違う物もあります。
20140417102604531.png20140417102526af9.png


このタイプの爪切りは、爪が長く伸びて巻いてしまっていたり、
短頭種に多いのですが、パッドと爪の間に隙間が無い場合のわんちゃんの爪に適しています。


20140417102920f6c.png
ニッパー式は爪を挟み込むようにしてカットします。
爪が極端に長い場合や、硬い場合にはとても重宝します。もちろん通常の爪にも使用します。


カットするときのポイントは、ニッパー式とはいいますが、ニッパーのような使い方はしません。
ニッパーは両方の刃に同じくらいの力が加わるように、グリップを握ります。
20140417102732f24.png
201404171027428bd.png

しかし、そのようにすると爪は押し潰されるようになります。
非常に不安定なのと、爪にかかる力も均等ではありません。
爪には不安定で大きな力が加わり、わんちゃんにも大きな負担がかかります。つまり、痛いです。
切断面はギザギザになり、爪は割れたようになってしまいます。
13976993380.png


ニッパー式とはいえ、刃物です。

刃物は刃物のメリットを最大に生かさねば切れません。

ですので、ニッパー式の爪切りは鋏と同じ使い方をします。

まず、中指・薬指・小指で片方のグリップをしっかり握ります。
(グリップが細くて力を入れにくいので、私は包帯を巻いて握りやすくしています。)
20140417102627ea7.png
20140417102615cc5.png
人差し指は握っても良いのですが、このニッパーの場合は、グリップが短いので人差し指は添えるだけにします。
そして、これを鋏の静刃にします。

静刃を爪の切りたい部分に添えます。
20140417102653504.png
20140417102640db1.png

爪を切るときは親指で軽く押すようにします。
鋏でいう動刃です。
13976993510.png

このような切り方だと、爪には最低限の圧力しかかからず、刃物の切れる原理を最大限生かせます。


まさに、爪がバナナような感触に感じられるくらい柔らかく切れるのです。

基本的には、毛を切る鋏と同じように、ギロチン式も、ニッパー式も、動刃と静刃をしっかり意識して切ることが大切です。
刃物の原理を知り、道具の力を最大限生かせれば、わんちゃんにには最少の負担しかかからないのです。

(※鋏が切れる原理で大事なのは 固定 移動 切断 &テコの原理 だと私は思います。これについてはまた改めて・・・)


道具を正しく使うことはとても大切な事ですね。

あ、お手入れも、刃物なので、鋏同様の方法でお手入れしてくださいね!
関連記事
10 : 30 : 21 | ◆トリマーの勉強会 | コメント(0) | page top
<<NEWおもちゃ(^_^)/ | ホーム | 大好評おやつ入荷!>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

| ホーム |